ボーナスといえば、一般的に年2回支給される会社員の楽しみでもあるイベントですよね!
共働き家庭では、夫と妻2人分ボーナスが支給されている家庭もあり、それぞれ自由に使うか家計に入れるかなど様々な意見が飛び交っていることかと思います。
こんな風に考えている方も多いのではないでしょうか。
またボーナスについて家庭で話すにしても、他の家庭がどんな使い方をしているのか疑問に感じることはありませんか?
周りに聞きたくても、お金のこととなると聞けない場合も多いですよね。
結果からお伝えすると、家庭の家計状況に応じて夫婦できちんと話し合って決めることで有意義な使い方をすることが可能です。
この記事では、業種ごとのボーナスの金額から、使い道について夫婦で話し合うことの大切さや世間一般的なボーナスの使い道ランキングについてご紹介します。
・なぜ自分のボーナスの使い道を夫婦で決めるのか疑問な方
・世間一般的なボーナスの使い道を知りたい方
・ボーナスの使い道に迷っている方
目次
世の中のボーナス金額について
東証一部上場企業での2021年冬ボーナスの支給平均は、業種ごとに一般財団法人労務行政研究所が次のように公表しています。
業種 | 支給金額平均 |
製造業 | 723,760円 |
建設 | 818,443円 |
商業 | 578,367円 |
情報・通信 | 834,500円 |
サービス | 658,532円 |
(一般財団法人労務行政研究所
「東証第1部上場企業の2021年年末賞与・一時金(ボーナス)の妥結水準調査」より抜粋)
あくまで平均ではありますが、仮にこの金額が2人分とすると結構な金額が家庭に入りますね。
しかし上記は東証一部企業の金額なので、世の中的にはもっと少ない企業もたくさんあります。
ボーナスの使い道は夫婦で必ず話し合う
結婚する際に、ボーナスはどうするかすでに決めている場合は問題ないかもしれません。
しかし家族構成が変わったり、転職などによって労働環境が変わったりすることで、再びボーナスを家計に入れるのか自分で好きに使うのかについて話し合う必要があります。
なぜ再び話し合う必要があるのか
2人暮らしの時には、お互いのボーナスを半分ずつ家計と自分に分けて良かったり、自分が全て使うことができたかもしれません。
ですが、子供ができてからでは奥さんは時短勤務でボーナスが減少してしまう可能性があったり、さらに子育てのためにお金が追加で必要になってくることも考えられます。
その際、夫のボーナスだけ当初のルールのままというわけには行きませんよね。
反対に、例えば夫が転職で今回はボーナスが出ないということがあれば、妻側もこれまでのルール通りと決めつけずに柔軟に対応する必要もあります。
きちんと話し合わずになんとなくで自由に使ってしまったりすると、夫婦間でのケンカの元となる可能性も出てきます。
話しにくいと感じることもあるかもしれませんが、恋人ではなく夫婦なので先々について予測立てて話すことが必要です。
家族でボーナスの使い道を決めることで、より家族になる
独り身であれば、ボーナスの使い道を全て自分で決めることができます。
しかし、結婚して家族となったからには家族のためにお金を使ったり貯める必要があります。
貯める目的は、住宅を購入するためだったり子供の教育費だったり、自分たちの老後資金だったりと内容は家庭によって様々です。
使い道も、家族旅行だったり学費だったり様々です。
この先どんなお金が必要になるのか、どんな楽しみをしていくのか、しっかりと家族で話し合って決めることでより家族になっていくのではないでしょうか。
ボーナスの使い道ランキング
Pontaを運営している(株)ロイヤリティマーケティングが公表した冬のボーナスの使い道ランキングは、次のようになっています。

ボーナスはないものとしてか、貯金する人の割合がずっとトップですね。
次いで旅行や食品や外食などが続いていますが、ボーナスが支給されない又は分からないという方も半分近くいたことにも驚きです。
このご時世なので支給されなかったり、元々ボーナスのない会社というのも考えられなくはないですが、支給されるか分からないということであれば早く教えて欲しいですよね。
また、投資信託が今回初めて上位に入ってきました。
投資に関して遅れがちな日本ですが、少しずつ浸透してきていることを感じます。
我が家のボーナスの使い道
参考程度に、我が家のボーナスの使い道についてご紹介します!
我が家は共働き子なし夫婦で、夫は会社員、私はフリーランスです。
ちなみにDINKs家庭なので、子供の予定はありません。
DINKsについては「DINKsとは?割合は?子供のいない家庭となった理由をご紹介します」を参考にしていただけたらと思います。
会社員の夫は年に2回ボーナスが出ますが、私は出ません…。
現在のボーナス内訳は
「貯金:投資:住宅ローン=1:6:3」
となっています。
我が家では貯金は生活防衛費分だけあれば充分としていて、今はほとんど貯めていません。
投資としてつみたてNISAや投資信託、外国株などを夫婦の趣味で購入したりしています。
今年から住宅ローンの支払いも始まるため、ボーナス枠として3割くらい入れています。
過去には「投資:都度決める=4:6」としている時もあって、この時は税理士試験の専門学校代だったり夫のスーツ・コート代だったりと都度ボーナスの使い道を2人で話し合って決めてきました。
ちなみに我が家はボーナスの一部をお小遣いとして支給すると、2人とも無駄遣いにしかならなかったので話し合って投資に回すようにしています。
ボーナスの使い道を間違えないために
ボーナスについて話し合うにもお金の重要性について気が付いていなければ、知らないうちに無駄遣いに終わってしまうこともあり得ます。
せっかく汗水垂らして働いて得たボーナスなら、しっかりと使い道についての視野を広げて無駄のない使い方をしたいですよね。
お金に関して本でしっかりと知識をつけたい場合は、「【オススメ9選】お金の知識を身につけるために役立つ勉強本をご紹介」で私が実際に読んで参考となった書籍の紹介をしているので併せて読んでいただけたらと思います!
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ボーナスの使い道についてまとめ
ボーナスの使い道については、2人とも支給される共働き夫婦間では結構曖昧になってしまいがちなこともあります。
家族構成が変わった時、住宅を購入した時、転職をした時など、人生の大きな節目ごとに2人で改めて話し合いきちんと先の目標を共有し合うことで、有意義なボーナスの使い道を選択することが可能です。
はじめの話と違う…
がめつい…
などと相手を罵ることだけは絶対にしてはいけません。
家族になるということは、全てを共有して分かち合うことです。
同じ将来を向いていることで、自分たちの人生がより素敵な時間へと進化していきます。
・なぜ自分のボーナスの使い道を夫婦で決めるのか疑問な方
・世間一般的なボーナスの使い道を知りたい方
・ボーナスの使い道に迷っている方