こんにちは!
日本では近年「共働き家庭は今や普通のことだ」と言われるようになってきています。
昭和の時代では『夫が社会へ出て妻が家庭を守る』というスタイルがメインでしたが、時代の移り変わりと共に、現在は『夫婦ともに社会へ出て稼ぎ共に家を守る』というスタイルがメインに変化していきました。
時代の移り変わりとは言え、共働きが増えたことによって夫婦の負担なども一緒に増えていっているような気もしています。
今回は、なぜ現代では共働き夫婦が増えているのかについて、実際に結婚して6年以上共働き生活を送っている私の考えをご紹介していきます!
なぜ共働きは増えたのか?
そもそもなぜ現代では共働き世帯が増えているのでしょうか?
私は3つの理由があると考えています。
①増税などによって手取りが減少しているから
②女性の社会進出が著しいから
③社会のワークライフバランスへの意識が高まったから
①増税などによって手取りが減少しているから
これについては、ダイヤモンド社が公表しているこちらのページをご確認ください。
額面年収700万円に対して、2002年時点では手取りが587万円だったのに対して、2021年では手取り538万円となっており、単純計算で50万円も手取りが減っています。
ボーナスなどで変動はあるかと思いますが、ひと月平均4.1万円以上も下がっています。
さらに年収700万円というのもだいぶ高い方で、国税庁の公表している民間給与実態統計調査での平均年収は436万円となっていました。
そして物価自体は年々上がっている事もあるので、昔の年収と同額でも昔と同じ水準の生活をすることは難しくなっています。
この状態で夫だけの収入で生活するには、子供1人でも大変ですが2人3人育てたいと思うとなかなか厳しいのが現状で、共働きせざるを得ないという状態になっている方も多いのではないでしょうか。
もっと働き世代に還元するなり何とかならないものか…笑
②女性の社会進出が著しいから
収入の面での不安から共働きをするケースもありますが、女性の社会進出の面からも共働きが進んでいると考えています。
昭和の時代では、女性は結婚したら家庭に入るということが決まりのような考えの方が多かったかと思います。
実際私の祖父母もその考えで、祖母は結婚と同時に「会社を辞めた、それが当たり前だった」と言っていました。
しかし現代では女性も男性に負けじと仕事をバリバリとする人が増えた時代。
女性だから結婚したら仕事を辞めるという選択は減り、結婚しても出産しても仕事も続けるという選択がぐっと増加しています。
私自身も共働きで現在まで過ごしています。もし子供をこの先授かったとしても、仕事は自分のやりたいことでもあるので、身体に支障がない限りは続けていこうと考えています。
③社会のワークライフバランスが整ってきたから
これについては、②の女性の社会進出があるという事もきっかけのように感じていますが、全ての人が働いていく上で仕事と生活の調和についての重要性が謳われるようになったことから取り上げられています。
共働きが増えてきている中で、仕事と生活の両立はさらに大切なことと認識されるようになり、企業でも積極的に取り組むようになって来ています。
共働きで家事や子育てなどを両立させていくためにも、仕事以外で自分のやりたいことをやるためにも、過労を防ぐためにも、ワークライフバランスは今や見逃すことができなくなって来ています。
反対に、現在のワークライフバランスが整って来たことから共働きをしようという考えの方もいるのではないでしょうか。
さいごに
今回ご紹介したなぜ共働きは増えたのかに対しての私の考えを改めて記載します!
①増税などによって手取りが減少しているから
②女性の社会進出が著しいから
③社会のワークライフバランスへの意識が高まったから
現代で共働き夫婦が増えているのは、年々収入や税金が夫婦を不安定にさせることや人生を生きていく上での選択肢が増えたことからだと考えています。
共働きについては、メリットもデメリットもあるために一概に絶対共働きが良いとは言い切れません。

自分たち家族が幸せな生活を送ることが出来るようにする為には、共働きが良いのかそうでないのかを考え話し合い選択することが重要です。
ぜひ夫婦で一緒に話し合ってみましょう!