こんにちは!
住宅購入の際に、住宅ローンを組む方は多いかと思います。
そんな中で、自分が住宅ローンを受けられるかどうか悩ましく思っている方もいるかもしれません。
実際にこの物件良いなと思っても、住宅ローンが通るかどうかによって、住むことができるのか大きく左右されます。
住宅ローンに通るかは銀行へ仮審査をしてもらうことでわかるため、金利や条件で自分に合った銀行を選ぶ必要があります。
しかしこれについては審査を出す銀行によって基準がバラバラのため、複数の銀行に審査を出すことによって銀行側の条件と自分側の希望をすり合わせる必要もあります。
今回は我が家が実際に住宅ローンを受けるまでに行なった、仮審査→本審査→契約→借入の流れに沿って必要書類などについてご紹介します!
・住宅ローンを受けられるか心配な方
・住宅ローンをする予定が今後ある方
・住宅ローンを契約する際に必要だったものを知りたい方
目次
私、住宅ローンを受けられる?

住宅購入をする際、始めに気になるのが「自分って住宅ローン組めるのかな?」と事かと思います。
住宅ローンシュミレーションをしてみよう
私もそもそも住宅ローン組むことができるのか心配だったのですが、各銀行のホームページから住宅ローンシュミレーションでいくらまで借り入れができるのか試算をすることができるページがあるため、こちらでまず試算しました。
あくまでも試算なので、銀行によって細かい条件が異なってきます。
ですが、こちらを目安にどのくらいの金額以内の住宅にしようかと考える目安にはなるので活用したほうが良いです。
借入返済率も考慮しよう
借入の限度額をざっくり知ったら、次は借入の返済率を確認します。
これは、実際に借り入れた際に毎月の返済額が自分の収入のどのくらいの割合かを表します。
実際の借入はもっとできたとしても、自分の現在や将来の生活を考えた際に負荷がかかりすぎない金額にしておかないと、日常生活が狂ってしまいます。
住宅ローンの仮審査について

自分がいくら借り入れられるのかを知り、日常生活に支障のない返済額を知った後に物件を決めるのが流れ的には良さそうですよね。
しかし我が家の場合は実際に物件を見に行って、そこで自分たちが良いと思った物件の金額について知りました。
新築マンションの場合、「この物件が良い!」と思えばその後にその物件分の借り入れをした際に総借入額や月々返済額について販売している不動産会社側でシュミレーションをしていただくことができます。
物件を見に行った際に、始めに年収状況や借り入れ状況も記載(その他諸々30分くらいあった…)するところがあったので、我が家と同じようなパターンの人は正直に記載したほうが近い金額でシュミレーションすることができるのでオススメ!
仮審査時に必要な書類について
始めに物件を見に行き、2回目の訪問時に源泉徴収票や確定申告書を直近3年分用意して持って行きました。
夫は会社員、私は当時個人事業主扱いだったので、それぞれ3年分の源泉徴収票と確定申告書が必要でした。
そこで、不動産屋と提携している金融機関が10種類以上あったのですが、自分たちで最大5つまで選択して仮審査を出すことができました。
(購入物件の不動産屋と提携した金融機関との借入を「提携ローン」と言います。)
この時点では、どこの銀行が良いかなんて正直わかりませんでした。
我が家は、ネット銀行2つ・大手準大手銀行3つで分散して希望を提出。
自分たちで銀行へ行くよりも手間や書類の準備が少なく金利も若干変わってくるようなので、提携ローンがある場合はこちらをオススメします。
仮審査時に必要な書類(提携ローンの場合)
・ローンをする人の源泉徴収票または確定申告書3年分
・本人確認書類(保険証や運転免許証など)
仮審査は、基本的なお金に関する情報があれば大丈夫でした。
また、ここで借入状況についても確認があるのですが、ここを正直に伝えないと銀行側の与信審査で引っ掛かってしまうことがあるため注意が必要です。
車のローンやキャッシングなど、他に借り入れがある場合は申請が必要です。
仮審査の結果について
仮審査を提出して、1週間ほどで結果が出ると聞いていたので携帯に連絡がくるものと考えていました。
ですが我が家の場合、仮審査を出した翌週に再び不動産屋と会う約束をしていたので現地で結果を聞くこととなりました。
販売している不動産会社にもよるかもしれませんが、提携ローンは不動産屋からまとめて結果が伝えられるようです。
1週間経つまでに、審査に出した銀行(中でも審査に通った銀行)から続々と住宅ローンに関する資料が届くので、届くたびに条件の確認をしていました。
我が家は、5つ提出した内3つ通りました。
NGだった2つはネット銀行と大手銀行で、私が当時個人事業主だというところで引っかかったようです。
夫単体であれば全て通っていたものもあったと、あくまで不動産屋ベースですが話を聞きました。
仮審査の結果から、1つの銀行に絞る
仮審査の結果から、次は本審査に出す銀行を1つ決めなければなりません。
我が家では通った3つから一番条件があったものを選びました。
仮審査に通ってから1週間ほどで選択しました。
住宅ローンの本審査について

いよいよ本審査です。
…が、本審査してほしい銀行を不動産屋へ伝えてその日はそれで終わりでした。
あっけなかったのですが、本審査を依頼する銀行と後日日程調整をすることとなり夫の方へ改めて連絡が来ました。
その際に、本審査で必要な書類について口頭で確認し、また数日後に銀行から書類ベースでも必要な書類の通知がきます。
これを確認してから、本審査の登録に向けて次の書類を揃えて訪問しました。
(我が家の場合は、訪問先はマンションの営業スペースか指定された銀行の支店のどちらかを選択でしました。)
本審査時に必要な書類
・住民票(世帯全員分・続柄あり・マイナンバー未記載のもの)1通
・印鑑証明書(ペアローンのため二人分)各2通
・源泉徴収票 直近3年分(会社員)
・住民税決定通知書 直近1年分(会社員)
・確定申告書 直近3期分(個人事業主)
・納税証明書その1・その2 直近3期分(個人事業主)
本審査は仮審査以降の与信確認中心
本審査の書類提出の際、銀行の方に仮審査と本審査の違いについて聞きました。
我が家が申し込んだ銀行では、仮審査時点までの過去の与信情報はすでに確認済みで、これにクリアしたことから本審査に進んだとのことです。
そのため、本審査では追加書類の提出と仮審査後から本審査までの期間の与信情報を確認して問題なければそのまま通るとのことでした。
もし他の銀行でも同じような内容であれば、本審査に通るまでは他の借入(ローンやキャッシング)や会社を辞めることをしない限りは問題なく本審査も通過できるとのことです。
本審査通過後の契約手続き
本審査の通過連絡は2週間後くらいでした。
(我が家と銀行が合う日が先方都合で1週間から2週間後に延びたので本当はもっと短かったかもしれません…)
問題なく本審査も通過したため、次は本契約手続きです。
これについては、銀行側が用意した書類を一通り記載して最後に印鑑を押して完了です。
借入実行は、不動産屋から鍵の引渡しを受ける日と同時に実行されました。
通常は銀行→我が家→不動産屋へ振込みの流れとなりますが、
提携ローンで契約したことから、銀行→不動産屋と直接振り込まれたため、我が家の手間が一つ減っていました!
ちなみにローン実行日に契約時の印紙代がローン引き落とし口座から落とされるので、実行日までに印紙代を口座に入れておく必要があるので注意です。
審査先銀行の選定から、最後の印鑑を押すまでに2ヶ月弱かかりました。
住宅ローン審査についてまとめ
今回は、住宅ローンの仮審査から契約までの流れについて我が家の実例に基づいてご紹介させていただきました。
なかなか内容についてイメージしにくかった方が、これを読んだことで少しでもイメージしやすくなっていただけたら嬉しいです!
住宅ローンを受ける上で、住宅ローン控除が適用できる条件だった場合は受けた方が節税にもなるのでお得です。
住宅ローン控除についての記事はこちらにまとめているので、併せて見ていただけたらと思います。
https://dinks-mimi.com/mortgage-deduction/
また我が家は住宅ローンで住宅購入をしようと思った経緯については、こちらで紹介しているので参考にしていただければ嬉しいです。
